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『初級日本語教室活動集精選100例』 [教材開発]

今は中国。なので、ハンガリーの教材の例だけではいけないでしょう、ということで、最近職場のチームで出版した書籍をご紹介。

『初級日本語教室活動集精選100例』、詳細はこちらをどうぞ。

初級学習者のための活動集としては、中国初・・・だとか。
内容も時代に合わせて手を加え、指示文なども中国語になっています。
いろんな人に使ってもらえますように!(しかけよう)


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以前の話ですが、この本のもとになった国際交流基金の『教科書をつくろう』はハンガリーでもCD-ROMでも出ています。 →こちら
ぜひ!

気がつくと、いろんな開発の現場にいました。

受賞しました(ハンガリーで最も美しい本) [教材開発]

2011年8月まで3年間働いたハンガリーで、最も大きかった仕事。それは、教材作成です。
専門家の同僚、そしてハンガリー日本語教師会の先生方と一緒に編集委員会をつくって作成した教科書。
私の任期終了とほぼ同時に出版されたその本、『できる1』のことを、いつかここに書きたいなと思いつつ、ついそのままになっていました。

そんな中、突然入った報告。
何と何と何とその本が、「ハンガリーで最も美しい本」コンテストで入賞したというのです!!
(追記:教科書部門の最優秀賞とのこと)

dekiru.jpg

2011年に出版された全ての本を対象にブックデザインの美しさを競うというものだそうです。
この教科書、理念やシラバスにはじまって、テキストや練習問題、更にはイラストも写真もレイアウトも全てまっさらな状態から作り上げるという、今思えば何て無謀な・・・いえ、でも、だからこそ、貴重な貴重な経験を積み重ねた時間でした。

契約したイラストレーターさんと写真家さん、全く日本語がわからないのに慣れないフォントと格闘してくれたデザイナーさん、それから写真探しに奔走してくれたり、著作権に関する処理を手伝ってくれたハンガリーの先生たち。更には、応援してくださったハンガリーやヨーロッパや日本の関係者の方たち。
本当にいろんな人にお世話になりました。

特に後半はイラスト・写真及びデザインと心中した日々で、果てしのない作業の連続に何度も音を上げそうになりましたが、それでもみんなが頑張れたのは、ひとつには、「ハンガリーで使われているドイツ語や英語の教科書は美しいカラーのものが一般的なのに、日本語はそういうものがない(アイルランドなどではありましたが)。これは日本語の地位にも関わる」というかなり切実な問題と、やはりCEFR準拠の教材としては異文化理解の視点、特に写真を見て推測したり、異文化を考えたりという力を学習の中で獲得してほしいという気持ちからです。
結果的には著作権や肖像権の関係で、当初の予定と比べて特に写真は随分減らさざるを得ませんでしたが、それでもオリジナルのものを中心に、かなり入れ込むことはできました。

ふりかえれば気になるところも多々ありますが、それでも「できる」が「できた」時の感動は今でもはっきり覚えています。
また、「美しい、そして写真からいろいろなことを感じて考えてもらえる教科書をつくりたい」という気持ちがこういう形で評価されたこと、本当に嬉しく思います。

ハンガリーでの日々はとにかく感情過多な毎日で、いつも泣いたり怒ったり悔しがったり不安に思ったり、それ以上に喜んだり笑ったり感動したり、びっくりするほど特別な時間だったのを思い出します。
あの時のメンバーはもうみんなバラバラになったし、仮に会ってももう同じ形で仕事を一緒にすることはないけれど、やはり「できる」のメンバーではいつづけたい。

その時の仕事の様子がここの記事に載っています。
「こんな仕事も仕事です」 国際交流基金2010年度「世界の日本語教育の現場から」

出版社のページはこちら。(ハンガリー語)
http://konyvkapu.hu/dekiru-1-japan-nyelvkonyv-nemzeti-tankonyvkiado-9789631964424.html

プレスリリースです。
http://www.jpf.go.jp/j/about/press/dl/0748.pdf


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