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元宵節 [中国]

旧暦1月15日(新暦は2月14日)は元宵節こと小正月。

春節の最後の一日です。

久しぶりに、街では花火がたくさん上がっています(個人が上げている)。きれいー。

マンションの窓辺に座り、眼の前に上がる花火を見ながら食事!
こんな贅沢、帰国したらもうできませんよー。

で、その食事、餃子と汤圆を食べるつもりで準備していたのに、うっかり別の物を食べてしまいました。
あー。
でも、花火を見られてよかった。

今年は元宵節とバレンタインデー(情人節)が重なって、何となくますます浮かれた感じの北京より。

今年もよい1年になりますように。 
    ↑
 (2か月ぐらい前からずっと言っている気がする)

ペルーの女の子 [活動]

以前も書きましたが、プラン・ジャパンを通じてペルーのコミュニティに関わっています。始めてから、早いものでもう2年になります。

私が交流しているコミュニティ代表は、14歳の女の子です。
彼女はわりとマメなのか、せっせと手紙を送ってくれます。

手紙や「小さいプレゼント」のやりとりは、事務所や人の手を介しているので、届くまで半年かかることもあります。
また、時には時間をかけて3通まとめて届くこともあります。

最初は決まったパターンと簡単な絵だけの手紙だったのが、回を重ねるにつれ、自分の家族に起こった事件、学校の友達のこと、好きな勉強のことなど、内容がどんどん豊かになってきています。
嬉しい驚きです。

先日、彼女からついにお願いが来ました。
お願いのひとつは、
「私に手紙を書くのにそんなに時間を使わないでください」
というもの。
私もわりにマメに書いていたから、心配されたのかな。ありがとうね。

それからもうひとつは、
「写真を送ってもらえませんか」
というもの。

2年目にして初めてのお願いが、上の二つ。
可愛いです。

コミュニティの選定は完全に事務局側にお任せしていたので、ペルーに決まったこと、女の子になったことは全くの偶然でした。
実はラテンアメリカにもペルーにも、殆ど関心がありませんでした。ラテンアメリカのイメージがちょっと苦手だったのですね。
スペイン語の響きも苦手だったし、アジアやアフリカのほうが合うなあと思っていました。

でも、彼女と関わるようになり、コミュニティのレポートを読み始め、少しずつ変わりました。

ペルーのニュースが流れると意識して見るようになり、町で「ペルー雑貨」などを見ると、手にとるようになりました。
ペルーの食べ物を食べてみたいと思うようにもなりました。
「マチュピチュ」の写真を眺めることもありました。(それまで全然興味なかった)
観光地とは別の、普通の人々の普通の暮らしを考えるようにもなりました。
こういう変化は、1年半かけて、ちょっとずつちょっとずつ起こったこと。40代になってこういう変化が起こることも驚きです。

よく「日本が好き」という人にきっかけを聞くと、アニメやマンガ・ゲームという答えが返ってきます。

もっと個別的な体験を聞くこともあって、私が聞いた例では、
「子どもの頃にたまたまもらった富士山の写真がほんとうにきれいだったから」
「お父さんが経営しているレストランに日本人のお客さんが来て、握手してもらったから」
というものがありました。
大人にとっては、どれもすごくささやかな経験ですよね。
それで日本に興味を持ってくれたり、日本語を勉強してくれたりするなんて、本当にすごい。

成長するにつれ、興味のあることは他にも出てくるはず。忘れてしまうことだって、きっと多い。
外国への興味。でも、外国に行くことだって、簡単じゃない。
語学の勉強は、更に大変。
それをずっと、何年も、何十年も、維持してくれたということ。
そのきっかけが、「1枚の写真」や「日本の人との握手」など、とても小さなものだということ。

大人になっても、新しい国に対してこれだけの気持ちの変化が起こるのだから(ゆっくりだったけど)、感性豊かな子ども時代には、その影響はもっともっと大きいのでしょうね。

更に、今回は1人の女の子との出会いがきっかけでした。人と人とのつながりの持つ力の強さを感じます。
ペルーのFちゃん、ありがとう。
彼女との交流は、彼女が18歳になる日まで、あと4年続きます。


ことばを学ぶよろこび [いろんなことから考える]

「日本語教育通信」のバックナンバーを見ていて、「表紙エッセイ」に行き着いた。
http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/bn/bn000.html
ああ、いい人たちが書いているなあ。

平田オリザ、ボヤンヒシグ、アーサー・ビナード、米原万里…
言葉に関するエッセイが中心だ。

いくつか読む。すっと入ってくる気がする。
言葉とずっと格闘する人たちが書いたためかな。

一時期何となくモヤモヤしていたことがある。
それは、「言葉を媒介としないものに関心が持てたら、もっと幸せだったのにな」ということ。

自分自身は言葉が好きだったし、違う文化にも関心があった。
その中で実際に外国で働くうちに、言語教育は確かに自分にとってとてもとても大切だけど、一方で言葉を介さないものには敵わないと思う気持ちがいつもあった。
例えばそれは、「音楽」や「ダンス」や「美術」や「工芸」のようなもの。世界の誰もが、同じものを見て感じることができるから。

でも、最近改めて思うこと。
言葉というものと格闘するのは、やはりとても面白い。
格闘する中で、言葉の限界を感じ、他の言葉を学ぶ大変さを感じ、でも<喜び>に触れるということ。
長い間つきあい、そして考える中で、私のベースになっているの考え方なのだなと、やはり思う。
考えてみたらよく読む文学者も、池澤夏樹、須賀敦子、多和田葉子、リービ英雄、ボヤンヒシグなど、言葉と関わり続けた人がとても多い。(宮本輝も大好き)

言葉の限界を感じる一方、言葉を学ぶことで世界がどう開けるかを、ひとつの例として示した文があった。
今の時代でも古びない。いや、今の時代だからこそ、大切なのかも。
私の記憶のためにも、リンクを貼っておきます。

アーサー・ビナード「嘘発見器」
http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/bn/pdf/000/nk54_01.pdf

振替出勤日 [活動]

中国、昨日は旧正月明けの仕事始め。
そして、こちらおカレンダーでは、本日土曜日(日本はもう日曜?)は振替出勤日という設定です。

私はこの国の「振替出勤日」というのに未だ慣れません。
一週間の春節休みとはいえ、その前の週末は振り替え出勤一日、そして終わってから最初の週末も振り替え出勤一日。
春にも三連休などありますが、やはりその前後に振り替え出勤が設定されています。

中国の皆さんよ、何故そんなに働く??
というより、日本、何故そんなに連休多い? …まあ、日本は普段、残業多いから?

この制度、ハンガリーにもありました。
ドイツは…
ありませんでした。
(というより、ドイツは州ごとに休みが違うという不思議なところです)
他の国はどうなんでしょうね?

二日出勤して一日休むというのは、お正月明けの助走としては悪くないのですが、何となく釈然としないまま、明日は日曜日です。

仕事始め [日常]

2014年、春節明け一日目。
中国としては、今年の仕事始めです。

朝、目を覚ますと、

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どんよーり。

あー、PM2.5とともに1年が始まるのね。
春節中は車も少ないはずなのに、どうしてだろう。

と、思ったら、

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雪でした。

北国北京、実はあまり雪が降りません。
この冬は特に降らないなと思っていたら、やってきました、よりによって仕事始めの日に。

でも、雪が珍しい瀬戸内育ちなので、外が白くなるとテンション上がります。

さくさく歩いて出勤しました。(帰りはつるつる)

日本も大雪のようですね。
気をつけて。

どんより以外の北京も、ということで、写真は街で見かけた春節飾りです。
水仙はやはりここでも春の花のようです。

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お寺の縁日(廟会) [中国]

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昨日2月1日は春節二日目。
やはりお正月らしいことがしたくなって、お寺に行ってきました。

行ったのは「東岳廟」というお寺。道教のお寺のようです。
「北京民俗博物館」を併設し、季節ごとに展示を行っています。今回は、民間玩具の展示をやっていました。
高校時代「民俗学がやりたい」と本気で思っていたぐらいなので、私はこの空間が結構好きです。

一昨年の旧正月もここに来たので、2回目です。
前回との違いは、お寺の前の食べ物屋の屋台がなくなっていたこと。
どうでしたんでしょうね?

境内はお札で真っ赤でした。

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ここで面白いのは、売っている物が素朴な縁起物中心だったり、昔ながらの民間芸能を行っていること。
やはりお寺だから? 他のお寺もこんな感じなのかな?
公園で行われる縁日にも行ったことがあるのですが、その時はそんなに民俗色は感じませんでした。

このおじさん、一昨年もいた!
銅鑼を鳴らして人を集めていました。
覗いたら、何が見えるんだろう? 「清朝のナントカの物語…」らしいです。

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これは人形劇。
この後、男の人は虎に食われてしまいました。妙に動きがリアルでおかしかった。
あー、口上がわかったらもっと面白いだろうなあ!

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すごい人だかりです。
何? と思って近寄ってみると、ネズミに芸をさせていました。
人多すぎて、よく見えない。

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白ネズミだ。

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「五穀豊穣」を祈ってまわすらしい。

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馬はいつもここにいたかもしれませんが、午年だと思うとますます気になります。

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縁日での民芸品。
切り紙や飴細工など、中国各地で見かける物もありますが、私が北京で初めて出会った物を二つご紹介。

一つはウサギ。
「兎児爺」といって、北京の伝統玩具だそうです。
日本にもあるような、素朴な泥人形です。意外と可愛い。私も1つ持っています。

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中秋節にはこのお寺、ウサギだらけになるとか。
しまった、来なかった。

こちらは、「毛猴」。
やはり北京の伝統工芸品です。
何かの植物の殻?か何かを使って作ると聞いたことがあります。
これだと大きさもよくわかりませんが、一匹一匹が指先ほどの大きさです。
小さくて精緻で、本当に可愛い。マージャンしてたり踊ってたり、動きも本当にユーモラスです。
こういうのってお土産として外国人も大好きだと思うのに、空港でも全然見ないんですよね…。

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2年前、あまりの可愛さにノックアウトされ、小さいのを2つ買ったのを思い出しました。
床屋さんの毛猴と、北京名物「糖葫芦」(サンザシ飴、本当に成都では見なかった!)売りの毛猴。
一つ一つおじいさんの職人さんが作っていました。大事にしよう。
先日日本に連れて帰ったので、写真はここにはありません。

伝統玩具というわけではないのでしょうが、素朴なパズルで遊んでいる子どもたち。(大人もいた!)
バブルの中国で、こういう素朴な遊びに出会うと何だかほっとします。

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それにしても中国の大人の人、楽しい場所では本当に楽しそうに心の底から笑っています。
いろんなことがあるけれど、やっぱりみんな楽しい時には楽しくて、嬉しい時には嬉しくて、人間って同じなんだよなあ…と、当たり前のことをしみじみ感じてしまいました。


お寺を一歩出ると、そこは高層ビルが立ち並ぶお正月の北京の街でした。
普段仕事ばかりしていて、休みの日も部屋で専門書を読んだり片づけをしたりという生活。
それはそれで充実しているけれど、時には街で北京の空気を味わわなければダメだよな、と改めて思いました。

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この門はお寺前にあります。
改めて「都としての北京」を感じます。
あと半年、いい経験がこの街でできますように。

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初一(元旦) [中国]

本日(日本時間では既に昨日)1月31日は旧正月の元旦でした。

1月にウイルスにやられたのか、喉の痛みとガラガラ声で一週間過ごした後、猛烈に眠い日々が続いていたので、「元旦は寝て過ごす!」と決めていました。

…が、お正月の北京の様子が気になって、お昼過ぎからふらふらと出かけてみました。

閉まってる。

人、いない。

静か。

車もいない。

そういえばマンションの中も静かな気がするなあ。(普段から静かだけど)
うちの階、もしかして他に人いないんじゃないかな??

商店も、食べ物屋さんも、ほぼ閉店。

静かなご近所をうろうろし、奇跡のように開いているSPAを見つけたので、マッサージしてもらいました。
「みんな休んでいる時に何故か働いている」お店の人たちって、妙にテンション高く親切なことが多いです。
やはり、気持ちはお正月!なのかもしれませんね。

大晦日、早々と店じまいをしていたスーパーは、一応開いていました。
…が、お客さんは他にいませんでした。

鍋料理の具材(ネギなど)と一緒に、馬のぬいぐるみを衝動買いしてしまいました。

午年成功!
よい一年でありますように。

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